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2017年 05月 03日
シスプラチン+フルオロウラシル+アービタックス2クール目(2日目)。
朝ご飯までは、調子がよかった。 だけど、その後から、また例の気持ち悪さが。 今の状態が続けば、はっきり言って、お昼ご飯は食べたくない。 うーん、うーん、どうしよう… と、取り立てて、何を問題にすることもなく、気持ち悪さに漠然と困る。 しかし、この困った状況に救世主が! 気持ち悪くなってきた頃に、吐き気どめの点滴が投与される。 これを点滴されると、血糖値がアホみたいに急上昇するが、もしかしたら、このおかげで気持ち悪さが解消されるかもしれない。 すると、吐き気どめが功を奏したのか、お昼ご飯前には気持ち悪さが解消。 昼ご飯は完食できました! さすが、吐き気どめ。 おかげで夕ご飯も何事もなく食べられそうだ。 吐き気どめが効いたのがうれしくて、看護師さんに、 「朝、また気持ち悪くなっていたんですけど、吐き気どめの点滴打ったら、治りまして。今は食欲あります(笑)!」 と言ったのが5時半。 それから、6時前に夕ご飯が届いたのですが、 食べたくない…orz またもや、ご飯を見ても、食べたい気がしない病にかかる。 つい数十分前までは食欲があったのに… やっぱり、波なんだよ、これ(T曲T)!! ただ、今回は前回の反省を踏まえ、食べないといろんな回復が遅れるのを身に染みてわかっている。 特に口内炎はまだ治り切っていない。 ビタミンは摂らねば…と執念で野菜を口に押し込むが、最後の野菜の大根が、どうしても口に入れなれない。 野菜はこれでストップ。 しめじは、最初から口に入れる気がしない。 マスの塩焼きも食指が動かないが、ご飯を口に運ぶには、マスの力が必要。 マスをほぐし、ご飯に乗せて口に運ぶ。 でも、3〜4口が限界。 もう、ご飯は無理。 あと食べられそうなのは、バナナ。 でも、もう少し、口にいれておきたい。 回復のために。 食べたくないけど、食べないと回復しないから執念で、まだ口に運べる豆腐を口に入れる、 あー、もう、この食事ではこれが限界だ。 あとはバナナだけ食べて終わり。 本当に「食べる気しない」と直感で感じたものは、口に入れるのを想像しただけで気持ち悪くなる。 夕ご飯は、主食2割、副菜5割とあまりにも食べられていない。 何か食べないと。 ピーン!と、ヨーグルトなら食べられると思った。 ちょうど食事を持て余して、ギブアップを決意したときに、看護師さんが御膳を下げに来る。 「あ、すみません。今日は、これ以上食べられないです。すみません…。」 「大丈夫ですよ。気になさらないでください。」 病院だから仕方ないのだと思うけど、農家育ちの私は食事を残すのは凄い抵抗があるのです… 「他に何か食べられますか?」 そう後押しされると、本当にヨーグルトなら食べられそうな気がして、 「ヨーグルトなら食べられそうなので、買ってきて食べます。」 と返事。 そして、ヨーグルトを買いに売店へ。 ヨーグルトを買いに行く最中、こってりしたものを食事スペースで食べていた人を発見。 すると、 焼きそばパンなら食べられそう と思う。 本当に食べたいものは謎なんです。゚(゚´Д`゚)゚。 理屈が全然わからん。 大根一切れ拒絶して、焼きそばパンならおっけいの意味がわからないけど、事実なんです。 でも、流石に焼きそばパンは食べられても、残しそうだし、そもそも焼きそばパンが売ってなかったので断念。 なので、当初の予定どおりヨーグルトだけ買って帰り、炭水化物は チップスターで凌ぐことにする。 そのときは、あんまりチップスターと言う気分ではなかったけど、口に運んだら食べられる。 よし!炭水化物はこれにしておこうと、チップスター半分を完食(半分残してあったものです)。 ヨーグルトも完食して、たぶん、これでカロリーは確保できたかと。 ともかく、ご飯は食べたくなくとも(特に白米がダメ…だから、食欲がないときは、食べられそうなものをご飯に乗っけて食べる)、チップスターなら行けるので、また今回もチップスターのお世話になるかも。 それにしても、食欲を失わせるシスプラチンは、 本当に身体に毒だと思う。 食べ物見ても、食べたくないってどういうこと!? こんな人間としてあり得ないことが起きるシスプラチンは身体に毒。 でも、毒を以て毒を制さなければならないので、何とか食欲不振の波を乗り切りたいと思います。
by hapiko929
| 2017-05-03 21:46
| シスプラチン(入院)
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